JUGEMテーマ:アート・デザイン
 

明けましておめでとうございます!!
 
1月の東京黎明アートルームはおめでたい美術品が盛りだくさんですね〜〜〜
 
2階の展示室には百人一首が展示されています。
 
中学生の時に、国語の授業で百人一首を全てイヤイヤ覚えさせられたなぁ〜と思い出したりしましたが、美術品として楽しめるようになるとは...歳を重ねるっていいなと思ったりしました笑
 
和歌と歌人の絵のセットは観ていて非常にとても楽しいです。



 
さて、百人一首のうちの一首に、
 
みちのくの しのぶもぢずり たれゆえに 乱れそめにし われならなくに
 
という、河原左大臣(かわらのさだいじん)の歌があります。
 
片思いの切ない恋心を歌ったもので、
 
陸奥で織られる「しのぶもじずり」の摺り衣の模様のように、乱れる私の心。いったい誰のせいでしょう。
私のせいではないのに(あなたのせいですよ)。
 
という意味です。
 
東北地方の陸奥国信夫郡は、かつて信夫の里と呼ばれていたそうで、そこで行われていた草木染めの絹織物が「しのぶもちずり」として宮中に献上されてうたそうです。その「みだれ染め」と呼ばれる紋様から、「乱れ心」という枕詞がうまれました。
 
「忍ぶ恋=片思い」は、平安時代のテーマで、「しのぶもじずり」は好まれてよく使われたようです。
ちなみに、この、もじずりの乱れ模様に似ていることから「モジズリ」という名前をもつランがいます。
 
モジズリ=ネジバナ、学名はSpiranthes sinensis var. amoenaです。
 
ネジバナという名前からイメージできるように花が花茎に螺旋状についている(ねじれているように見える)植物で、
そのねじれている様子から、身をよじるほどの恋心にたとえられたりすることもあるそうですが、花言葉は「思慕」。
 
一般に知られているのは夏咲きですが、珍しい秋咲きのネジバナもいます。
 
非常に身近なラン(山に咲いているわけではなく、その辺の公園でも咲いているらしい)なのですが、秋咲きは場所が限らているとのこと。昨年、ランに関する本を読んでいてその存在を知った私は、筑波の実験植物園にいるラン研究の権威・とても有名な研究者にメールで、「どこに咲いていますか?」と問い合わせてみました。その時にはすでに時期が過ぎており残念ながら見れなかったのですが...どこの誰だか分からない人に突然メールされても親切に答えてくれるなんて、とても気さくな研究者だな〜と...今年こそ挑戦してみたいと思います!!



 
にしても、身がよじれるほどの恋心って...すさまじい...


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